緊急事態宣言の全面解除を受けての本学春学期授業について

標記の件につきまして、玉川大学ホームページおよびUNITAMAにて学生宛に掲載しております(5月28日付)。
ご父母の皆様にもご承知おきいただきたく、お知らせいたします。

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学生へのUNITAMA掲示

掲示日:令和2年5月28日

件名:学生の皆さんへ 緊急事態宣言の全面解除を受けての本学春学期授業について(5月28日)
差出人:玉川大学

 新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言が解除されました。しかしながら、新型コロナウイルスはまだ、その特徴が解明され始めたばかりです。また、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的感染拡大)は、科学史上、人類が初めて経験しているもので、専門家によっても今後の展開の予測が困難です。国内外で感染症は未だ終息を迎えてはいません。
 玉川大学ではこの事実を重く受け止め、公衆衛生に配慮し、学生の健康・安全を守っていくこと、今後どのような状況下でも学生に「学び」の場を提供し続けることを考えていきます。
 講義・演習科目を始め、実験・実習・実技科目についても対面授業の実施を目指してこれまで検討を重ねてきましたが、キャンパス内における「3密」(密閉・密集・密接)の回避、通学時等の学外における感染の危険性を鑑み、学生の生命・安全・健康を最優先に考えて、現在、本学が行っている遠隔授業を春学期終了時まで継続することを決定しました。
 また、それに伴い、8月3日(月)から7日(金)(8月8日予備日)の定期試験期間は1年生授業の15回週目とします。従って定期試験期間の設定はありませんが、定期試験(レポート等を含む)は各科目の授業において実施されます。

 新型コロナウイルス感染症の感染は一向に終わりが見えない状況です。現状では収束に向かっているように見られますが、第2波、第3波があるという見方もされています。このことから、大学としては、今後も遠隔により授業を行うことも想定していかなければなりません。その点も踏まえ、各自、インターネット環境を整えるようにしてください。
 なお、今月に実施したアンケート結果から、インターネット環境が授業に支障をきたしている学生への対応も検討しています。内容については、6月1日(月)よりUNITAMAに改めて掲示いたしますので、必要とする学生は確認してください。

 新型コロナウイルス感染症が一刻も早く収束することを願っています。学生は「3密」を避け、責任ある行動を取ってください。
ご理解とご協力をお願いします。

2020.06.01