玉川大学 保健センター健康院長より学生へのメッセージについて

学生に向け、本学園健康センター健康院長より学生情報ポータルサイト「UNITAMA」を通じメッセージを発信しております。同内容を掲載いたしますので、ご確認ください。


玉川大学 学生の皆さんへ

保健センター健康院 院長 庭野裕恵

コロナウイルス感染症は、感染爆発に近い状況に差し掛かり、政府より緊急事態宣言が発出されました。

日本でも若年層の患者が、重症肺炎となっている症例が見られています。また、海外での10代や乳児の死亡例も発表されています。皆さんの年代は、症状がほとんどない時でも人に感染させてしまう場合が多くみられます。この病気は、高齢者や持病のある人ではあっという間に重症肺炎になって、亡くなってしまいます。自分が持ち運んだウイルスで、両親や大切な人が亡くなってしまったらどんなに悲しいか、想像してください。しかも、感染があるため、亡くなる前はもちろん、亡くなったあとさえ、会うことができない場合もあります。
感染者が増えて医療が崩壊すると、たとえ盲腸炎になっても手術ができず、死に至るかもしれません。

◆ STAY HOME ◆
1.家にいましょう。あなたの思慮のない行動が、だれかの命を奪います。
行動範囲の広い皆さんは、外での感染リスクが高いので、できる限り自宅で過ごしてく
ださい。

2.誰もが「自分が感染者かもしれない」と考えてください。
なるべく人と距離(2m)をとってください。直接でなくても、コミュニケーションは
可能です。

3.手洗い、マスク、規則正しい生活をしてください。
  在学生は間もなくオンライン授業が始まります。学生の本分は学修です。しっかり自
宅で授業を受け、学修を行って下さい。昼夜逆転や食生活の乱れは、免疫力を落とし、
感染しやすく、重症化しやすくなります。規則正しい生活を心がけてください。

どうすれば、自分の、そして多くの人の命を救うことができるのか。そして、ウイルスと人類が歴史上どのようにかかわってきたか、学修してください。人の生死がすぐそこにある今だからこそ、多くのことを学修できるはずです。
皆さんに、玉川大学の学生であるという誇りと、思慮ある行動を求めます。


以上

2020.04.13